はじめに
ドラマーの皆さん、スティック選びで「グリップの位置」に悩んだことはありませんか?
「もう少し長めに持ってパワーを出したいけど、バランスが崩れる…」 「細かなゴーストノートを叩くために短く持ち替えたいけど、しっくりこない…」
そんなグリップの固定観念を打ち破ってくれる、ちょっと面白いスティックが存在します。 それが今回ご紹介する、VIC FIRTHの「American Concept Freestyle Series / Vic-FS5B」です!
実はこのフリースタイルシリーズ、太さや仕様違いで全5種類のラインナップが展開されているのですが、その中でも「ロックやポップスで叩くなら、この5Bが一番しっくりきた!」と個人的にかなり気に入っているモデルです。
一見すると普通の5Bスティックに見えますが、ドラマーの表現力を劇的に広げてくれる“画期的な仕掛け”が詰まっています。
Vic-FS5B のここが凄い!推しポイント
1. グリップの「スイートスポット」が2倍以上に広がる!
このシリーズ最大の最大の特徴は、通常5Bよりも約25mm長い全長(432mm)と、非常に長いテーパー(Long Taper)設計。

一般的なスティックは「一番きれいにリバウンドが得られる位置(スイートスポット)」がピンポイントで決まっていますが、FS5Bは設計の妙により最適なグリップゾーンが従来の2倍以上に拡張されています。そのおかげでバランスポイントが割と多く存在し、プレイ中の自由度が格段に上がります。
2. 位置を変えるだけで「タッチ」も「ダイナミクス」も自在
スイートスポットが広いため、曲の展開やニュアンスに合わせて持つの位置(グリップポジション)をすっとスライドさせるだけで音量やタッチをコントロールできます。
- 短めに握る: 音量は抑えめ、繊細なコントロールや素早いフレーズに。
- 長めに握る: 遠心力を活かしたパワフルで芯のあるショット、音量感のアップに。
わざわざ持ち替えて違和感と戦う必要がなく、直感的にダイナミクスを操れるのが本当に快適です。
3. トラディショナルグリップとの相性が抜群!音のバリエーションが爆発的に増える
そして、個人的に一番声を大にして言いたいのが「トラディショナルグリップ(レギュラーグリップ)」での使い勝手の良さです。
トラディショナルグリップの際、親指と人差し指の付け根で挟む位置を少し前後にずらしてあげるだけで、支点と作用点のバランスがガラリと変わり、叩き出されるサウンドの表情(バリエーション)が格段に広がります。
もちろん右手のライド・ハイハットプレイも前後のずらしでガラッと変わります!
バックビートの太い鳴りから、スネアの繊細なゴーストノート、浅いリムショットまで、左手の位置ひとつで別物のレスポンスが得られる感覚は一度味わうと病みつきになります。
4. ロック・ポップスにベストマッチな「15.1mm」の安定感
太さは15.1mmと、王道の5B規格。しっかりとした握り心地があり、アンサンブルを支えるロックやポップス、ファンクなどで力強いビートが必要な場面にもベストマッチします。
あと私の好きなSoul系のドラマーが割と長めのスティックを使っている人が多いのもずっと気になってたんです。スティーブジョーダンもバーナードパーディーもジェームスギャドソンも。。
素材はヒッコリー&シンバルタッチが明瞭なウッドチップ。表面はさらっとした馴染みの良いラッカー仕上げです。

スペックまとめ
- シリーズ: American Concept Freestyle Series(全5種類展開)
- 品番: Vic-FS5B
- 材質: ヒッコリー
- サイズ: 15.1 × 432mm
- テーパー: Long
- チップ: ウッドチップ
- 仕上げ: ラッカー仕上げ

まとめ:こんなドラマーにおすすめ!
Vic Firthの「Vic-FS5B」は、ただ長いだけのスティックではありません。 「グリップ位置によるトーンとニュアンスの変化を表現に取り入れたい」というドラマーにとって、手放せなくなる強力な武器です。
- ロックやポップスで、曲の展開に合わせて表現の幅を広げたい方
- トラディショナルグリップで繊細なニュアンスやトーンの変化をつけたい方
- 長めのスティックでリーチとパワーを稼ぎつつ、コントロール性も諦めたくない方
全5種類の中でどれから試すか迷っているなら、まずはこの5Bか5Aタイプをお勧めします!

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