チェッカーズのリーダーでありギターリストでもある武内享さんの魅力について私ドラマーではありますが。。書いてみたいと思います。
最大の魅力はギターカッティング!!
ギターリストといえば速弾きとかでガンガンセンターでソロをとるというイメージが強いと思いますが。。トオル氏の真骨頂と言っても過言ではないのがカッティング!
チェッカーズ自体のサウンドが8ビート主体から16ビートに変わり始めた1990年あたり。。もちろんその数年あたり前から16ビート寄りの楽曲を出してはいましたが、はっきりとダンスミュージックとしてのサウンドを確立したのが1990年だと思っていまして。。そうアルバムOOPS!を発表した年でした。
その年の3月にシングル「運命〜SADAME〜」をリリースしたのですがこの曲のイントロのギターカッティング!当時私は中学生で周りのみんなは速弾きギターリストに注目していたのですが、私は「このカッティング!かっこいい!!」と痺れてしまった記憶が。。
このトオル氏のカッティングによって90年以降チェッカーズサウンドがガラッと変わったんです。
この頃、ドラムのクロベエのビートもトオル氏のカッティングに合うようにキック(ベースドラム)が4分打ちでスネアがかなりハイピッチでシェイクする感じのビートに変わったのも大きかった。
THE CHECKERS FINAL
そんなチェッカーズも解散の時を迎えます。。。1992年12月31日のNHK紅白歌合戦の出演を最後にデビューから10年で解散。
そしてこのCD
THE CHECKERS FINAL
FINAL TOURの最終日1992年12月28日 日本武道館の様子を収録したもの。
この日、郁弥さんの体調が良くなく声が出なくなり急遽KEY変更があったりと大変だったようですがPLAYはみなさん素晴らしく!バンドが成熟した集大成という感じの1枚です。
このアルバムのトオル氏、カッティング最高なんです!
2枚組なのですが、前半後半と分かれていまして
いろいろ聴きどころあるのですが 。。後半の IT′S ALRIGHT 〜See you yesterday〜90′s S.D.R. にかけての最後の駆け上がり3曲のギターカッティング最高なんです。ドラム&コンガ&ベースgrooveにトオル氏カッティングの絡み!これぞ私の中のチェッカーズサウンド!!
ちなみに前半ではYellow Cabあたりはアッパーなカッティングがgrooveしています
演奏も隙がないほど畳み掛けてくる。全てが圧倒的!トオル氏のカッティングがアッパーで牽引力が半端ない!
また Hello、ミセスマーメイド、そして1曲目のインストFINAL LAPなどのメローなカッティングもすばらしいんです。
このFAINALはDVDも発売されています。
しかもこのFAINALが劇場上映版として2022年春に全国映画館で上映決定!!
今更ながら30年前すでにこのサウンドやっていたのはびっくり。。
そして自分が歳を取った事を思い知らされる。。。(笑)
他にも本を出版されていたこともあって「だんだん気持ちよくなってきた」
それを読んでかなり影響を受けた話もあるのですが。。
話が終わりそうにないのでまた今度。。
Spin a letter