打楽器カホン!たたきかたによってはドラムセットみたいな音に。

アフリエイト広告を利用しています
楽器・音楽

カホン(Cajon)と言う打楽器をご存知でしょうか?

シュラグヴェルク社製カホン。約20年前に購入

フラメンコの伴奏楽器として有名なのですが。

裏面。穴が空いています。ここからステージではマイクを通したりします。ピックアップもつけていますが現在は使っていません

箱の中。鈴とギター弦のような物が張られています。正面の黒いプレートはピックアップ。弦が張られていない本当の木の箱タイプのカホンも存在します

比較的手軽に楽しめる打楽器ですのでご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

基本は手のひらでたたく(ベースドラムパート)

ざっくりイメージとしてはドラムセットの

ベースドラム、スネア、ハイハットの音が出ると思っていただいて。。

ベースドラムはちょうど中心付近を叩くと「ドン!」と鳴ってくれます。

写真は手のひらのいっぱいでたたいている写真ですが

ベースドラムパート。打面中央部分を叩く

手のひらのたたく面の大きさで鳴りかたが変わります。

大きな音を出したい場合は写真のような手のひらいっぱいで叩く。

逆に小さなドンを出したい場合は指先などで軽く叩くと小さくドンとなってくれます。

叩く面の大きさによってサウンドが微妙に変わりますのでその時々のシュチュエーションで!

私は手のひらをくぼませて叩くこともあります。

あと叩くコツというか手の動かしかたですが、

座って手を正面から打面に向かって一直線に叩くのではなく

やや上から下に向かって打面を弾くようなイメージで叩くのが

体にロス無く叩けると思います。そしてあまり手が大振りにならないように叩くように。

手と打面は15センチくらいをイメージして叩いてみてください。大振りになるとビートがよれてしまいますので。。(ステージで大きな振りをする事もありますが基本はショートストロークで!)

スポンサーリンク

基本は指全体で叩く(スネアパート)指先で叩く(ハイハットパート)

ドン!ができると次はスネアパートのパン!という音ですが

カホンの上部、ネジがついている付近を指先全体で叩くイメージです。

私の場合指の付け根をカホンの角に当ててパン!と叩くことが多いです。

そこでポイントは指先をくっつけるのではなく離すのがカッコ良く聴こえます。

スネアパート。ネジの付近を叩きます。ちなみにこのネジを緩めてパチン!という音を合わせてインパクトを出すようにします。

ゆっくりしたビートの場合は右手でベースドラムをドン!と叩き

スネアは両手で叩くと非常にタイトで芯のあるビートが出来上がります。

※ゆっくりしたドラマチックなバラード曲などはこのように叩いていました

そしてベースドラムが右手でドンと入っている間、左手が空いていますので

ハイハットパートを叩きます。

曲にもよるのですが基本は指先でパッ!かカチッ!というサウンドに近い音が出ます。

大きく叩かないで小さく叩くのがポイント。

ドラムの8ビートを想像してもらえるとわかるのですが一番大きな音を担当しているのが

ベースドラムとスネアドラム。ハイハットは小さめというバランスで叩くとカッコいいカホンビートが出来上がります。

ドラムセットと違いハイハットとスネア、ベースドラムが同時に叩かれることがほぼ無いので

全て右左交互に叩いていくとわかりやすいです。(ブラシなど特殊な奏法の時は別ですが。。)

16分音符(タカタカ.タカタカ。。。)と右手スタート(右利きの人は)交互に叩いて

言葉で言うと(ドタタカ.パタタカ)ドが右手でベースドラム、パが右手でスネアドラム。

左手は上部をキープして指で叩く。右手が大忙しパターンです。

慣れてくると、左手もベースドラムやスネアドラムエリアに移動して叩く事ができると

もっとカッコ良い16ビートカホンの完成です!(16分音符裏拍に入るのですごく幅が広がります!)

スポンサーリンク

スプラッシュシンバルやウインドチャイムを使ってより豪華に

ここまでくると欲が出てくると思います。シンバルでパシャーん!と行きたい!と

ここにチャラーン♪とウインドチャイムを鳴らしたいと!

ウインドチャイムに関しては過去にこの記事書いていますのでご参考にしてください

ウインドチャイムという楽器
音楽の世界だけではなく、色々な場面で効果音として使用されるウインドチャイムについて書いてみました。

スプラッシュシンバルとは手のひらサイズより少し大きめのシンバルのこと。

薄めに作られているので手で叩いても反応が速く鳴ってくれるのと

移動にかさばらないので重宝します!(結構重要です!)

私はポップスの伴奏が多く割とロック的なニュアンスも要求されたりしたので安い14インチのハイハットトップシンバルを使っていました(PAISTE社デキシーというモデル廃番です。。)

最近はカホン専用シンバルも登場していますので迷えばこれでもOKです。楽器店で実際叩いてみたのですが指の反応がよくて減衰が早い感じでアンサンブルしやすいと思います!薄いシンバルなので木のスティックで叩くのはやめた方がいいかもです!

シンバルを叩くときはベースドラムパートと同時に叩くこと!

ビートの途中でシンバルを叩く時のポイントとして、シンバルだけを叩くのではなくて

右手でベースドラムパートを左手でシンバルを同時に叩くことがポイント!

(低音が一緒になっていないとシャーンだけになって不安定になります。)

ここで左手の大きな出番が出てきます!利き手ではないのでしっかりシンバルをヒットするイメージで!コツは指先でシンバルのエッジ(端っこ)を叩くと鳴り易いです。

シンバルを叩くときはここで叩くぞ!って思ったら体の動きの一部でシンバルに手を持っていく。

奏法全体的な話ですが押さえ付けるのではなく、叩いたらすぐ打面から手を離すと次の動きに

ロス無く向かえます!

手が痛く無いですか??そんな時の対処法!

手が痛くなってきますよね??わかっています(笑)

そんな時は演奏前に指先にテーピングして叩いています!

私も一時期、毎週ショッピングモールや野外イベントで

カホンステージという年が数年続いた時

とあるお客さんにプレゼントされたんです。テーピングを(笑)

指紋に沿って切れてしまう前に。。。(痛!!)

テーピングおすすめします!サウンドも若干太く変わるような。。

最後に

色々書いてきましたが、私がカホンを始めた時は(今から20年前)ポップスでカホンを叩く人が周りにいない状態からスタートしました。知ったきっかけがドラマーの沼澤尚さんが叩いていたのを観てから。観てすぐに購入したのがこの写真のカホンでした。誰かに教わったのではなく、こんな音を出したいからどうしたら良いか?と考えて来ました。最近では教則テキストや動画も色々出ていますで参考にしてもらえればと思います。私の基本は

ドラムのビートをカホンに移した時にどのように表現するのか??

というポイントで演奏しています!色々書いてしまいましたが

あまり難しく考えすぎないで、自由な楽器ですのでまずはドン!パン!からスタートしてください!

弾き語りの人のバックで叩いてみると楽しいですよ!!

Spin a letter

タイトルとURLをコピーしました