今回はスネアドラムの素材について書いてみたいと思います。
素材として有名なのが大きく分けて2つ。。金属製と木製があります。。
もちろん他にも、アクリル製やカーボン製など。。あるのですが
今回は私の所有しているスネアの中で大きさがよく似ていて素材違いの
スネアを2台録音して音の比較として聴いてみたいと思います。
金属製スネアSONOR D505
金属スネア代表ということで
SONOR社 フォニックシリーズ D505
フェローマンガンスティールと呼ばれる素材を使ったスネアです。
ちなみにヘッドはレモ社のファイバースキンと呼ばれるヘッドを張っています。
ではサウンドです。ノーミュートで真ん中をリムショットなしで叩いています↓(2打なります。音量ご注意下さい)
木製スネアSONOR HD500
続いて木製スネア代表。。
SONOR社 ハイライトシリーズ HD500
メイプル製のスネアドラムです。
ヘッドはレモ社コーテッドアンバサダーを張っています。
D505と同じくリムショットかけないで真ん中を叩いています。ノーミュートです。
(2打なります。音量ご注意ください)
比較のまとめ
チューニングも同じようなところにして比較してみました。
金属の方が色々な音域の倍音が鳴っていて、木製の方が太くタイトな鳴り方をしています。
木製のHD500につけているリムはダイキャスト製の重たい物をつけているので音がタイトになる傾向に。逆に金属製のスネアD505のリムはプレスリムでやや薄いものをつけているのでサウンドもオープンになる傾向に。またヘッドもファイバースキンは柔らかいサウンドが出る傾向にあるのでまた個性が変わって来るんですね。。
私の感想だと、叩いた後の倍音が金属と木製に違いが出てくると思います。
最後まで残ってくれるのが金属製という感じ。木製はすっと消える。。
今はスネア単体の音しか聴いていませんが
これがアンサンブルに入ると大きな差が出てきます。
なのでどちらがいいか?というよりその音楽性によって叩き分けて上げるのが
良いのではないかと、、思います。
昔は木製のスネアを好んでよく使っていたのですが、
ある時、金属製のスネアを(D505)手に入れた際
木製のスネアサウンドもチューニング次第で出るな。。と思い。
以来ずっと金属製スネアをメインで使っています。鳴り過ぎると思った場合は
ミュートをかけたりしてコントロールすることで色々なサウンドが出せると。。
もしどれか1台!という選択なら最初は金属スネアを選ばれるのも良いのでは?と思ったりします。
そうしてくるうちに、木製のスネアも欲しい。。となり沼にハマっていく。。(笑)
ということで今回は木製スネアと金属製スネアのサウンド比較をしました。
Spin a letter
コメント