今回は今まで書いた事のない「フュージョン」と言う音楽ジャンルから
名盤を1枚紹介したいと思います。
もうこのジャンルで迷ったらこの1枚!と言うくらいの個人的に印象に残っているアルバムです。
それが
「Lee Ritenour&GentleThoughts」
とりあえず勢いが半端ないアルバム!
先にLee Ritenour(リーリトナー)と言うギターリストのアルバムなのですが、ジャズ、フュージョン界のスタープレイヤーです。そんなリトナーが1977年にレコーディングし発売されたのが『ジェントル・ソウツ』なんですが。。
このレコーディング方法が非常に話題になりました。その名も
「ダイレクトカッティングレコーディング」
と呼ばれる方式。
レコーディングは、スタジオで演奏し記録するのにアナログ磁気テープが使用されていました。
記録されたマスターテープをレコードのカッティングマシーンと言う機械を通してレコードに音溝を作り(カッティング)レコード盤として量産されていたと言う事ですが。。
一度テープを通過すると音が変わってしまうというデメリットもあったのですが、、このダイレクトカッティングと言うのは、そのマスターテープをなくし演奏されたリアルタイムのサウンドを直接カッティングマシーンに送り込んでマスターレコードを作成する方式をダイレクトカッティングと呼ばれています。
この方式を採用することによりテープを通らないため、サウンドの再現性に優れて高音質で聴けると言うメリットがある反面、生産枚数に限りがあるため大量生産が出来ないと言うメリットもある。。あとミュージシャンは間違えの許されない一発勝負でレコーディングをしないとダメなのでかなりのプレッシャーがかかると思います。
なのでこの『ジェントル・ソウツ』もかなりダイナミックでライブ感の溢れる素晴らしい演奏が収録されているのです!
とりあえずこれを聴いて!「CAPTAIN FINGERS」
このアルバムはそんなダイレクトカッティングで録音されたものなので勢いがすごいんです。全6曲で全てすごいのですが。。その中でも4曲目の
「CAPTAIN FINGERS」
このアップテンポの中で決め事バリバリでノリを出していく演奏!
「CAPTAIN FINGERS」は実を言うと2バージョンあって
アルバム「CAPTAIN FINGERS」
と言うアルバムが発売されているのですが、テンポも勢いも全く違う(笑)
ジェントル・ソウツバージョンを聴いてもらえるとその差がわかると思います。
ドラマーは両アルバムとも名手「Harvey Mason」(ハービーメイソン)
名演です!!
最後に
今回はリーリトナー&ジェントルソウツについて書いて見ました。
ダイレクトカッティング方式で録音されたレコード盤。
私は残念ながらCDしか持っていなくて、レコード盤を持っていないんです。。。
いつかレコード盤でこのアルバムを聴いて見たいと思います!!
Spin a letter
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村 にほんブログ村