今回は私がすごく影響を受けたドラマーの一人、リンドバーグのドラマー
小柳”cherry”昌法さんをご紹介したいと思います。
私が高校生の時、BELIEVE IN LOVE がフジテレビ「夢で逢えたら」のオープニング曲になったあたりから、どハマりしまして、、 そこで手に入れたのがアルバム『LINDBERG IV』 で、、このアルバムがすごい名盤なのです!
特に、テンポの速い8ビートの基本や楽曲に対してのドラムのアプローチ、そして小技!その辺を少し書いてみたいと思います。
テンポ180近くの高速8ビートをドライブさせる技!
私も高校生の時リンドバーグのコピーバンドやってました。
そこで改めて曲を聴くと、テンポがめちゃくちゃ速いんです!聴いている分にはノリノリで気持ちいいんですが、いざ自分がドラムに座って当時ウォークマンで聴きながら叩くと。。。
「右手が追いつかない。。。」
そうなんです。テンポ180の8ビートってドラマー泣かせなんです。。
手がパンパンになって、ハイハットがメチャクチャに(笑)
BELIEVE IN LOVE でテンポ166くらいなのですが(それでも速いです!)
『LINDBERG IV』に収録されている
LUCKY GIRL (チェリーさん作曲)はテンポ200のビート(笑)
しかも、チェリーさんのフォームが割と大振りでしなやかなんです!
普通は速くなると、振りもコンパクトになりがちですがチェリーさんは大振りで勢い落とさず
ドライブさせることができる。。。これは私もすごーく練習しました。
私の見解だと、
ベースドラムとスネアだけに集中してハイハット、ライドはしっかり叩かない。。。
これに落ち着きました。
良いかどうかはわからないのですが、ドン!とパン!がしっかりしていると何とかなる(笑)
そうなると右手が楽になるので次のテーマに出てくる右手のフレーズができるようになりました!
チェリーさんの小技!ライドシンバルのカッププレイ!
特にサビに行った時にライドシンバルを叩くと思うのですが、特に速いテンポの曲を演奏している時のサビライドパターンでよく出てくるのが以下の譜面のパターン。

リンドバーグのコピーバンドを経験したドラマーの方なら一度はぶち当たるポイントだと思います!
右手のライドシンバルのカップとスネアを絡めた16分音符のフレーズ!
先に書いた右手に余裕を持たせないとこのフレーズは叩けない!
ROUGH DIAMOND BELIEVE IN LOVE
でこのフレーズが出てきます。すごく軽快に聴こえて、しかもアクセントになる!
かっこいいフレーズです!
チャイナシンバルの使い方!
チェリーさんのドラムで影響を受けたのがチャイナシンバルの入れ方!
トップギアで進んでいるサビの繰り返しのあたりでチャイナシンバルを効果的に入れてさらに盛り上がるプレイをしています。
特に好きなのが
SUNSET BLUE のサビとギターソロのあたり。タイトにキメを作りながらチャイナシンバルを鳴らしています。
LOOKING FOR A RAINBOW はロッカバラードの名曲ですが全編でチャイナシンバルが響き渡っています。
それにしてもこの2曲はドラムプレイだけでは
なく曲としてすごく思い入れのある曲。。もう聴くだけでノスタルジーな気持ちになります。。
最後に
今回はリンドバーグのドラマー チェリーさんこと小柳”cherry”昌法さんについて書いてみました。
アルバム『LINDBERG IV』からの曲限定で書いてみましたが、いうまでもなく
他のリンドバーグの曲でも素晴らしいプレイ、そして作曲家としても名曲を書いてられます!『LINDBERG V』のOver The Top
シングル 『GAMBAらなくちゃね』はチェリーさんの作曲!
本当に今回だけでは書ききれないほどの影響を受けました。
かっこいいです!
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