少し荒い言い方ですが。。。
まだドラムがそんなに叩けない初心者の人が急に「ちょっとセッションで叩いてほしい。。」的な事を言われた時に、これだけ叩ければ何とか乗り切れる??というフレーズ紹介したいと思います。
ベーストラムとスネアだけに集中する!
ズバリこれですね。ドン!パン!ドン!パン!
取りあえすこのベースドラムとスネアを交互に1発づつ叩く。スネアは左手で!
譜面で出すとこんな感じ。。
このシンプルビートですが曲の根幹とも言える四分音符をしっかり出しているので他のパートの人もそのビートに乗せて演奏出来る事と思います。ちなみにこの譜面を音にしています。(テンポは♩=100)
すごくシンプルなのですが、このうえにベース、ギター、キーボード、ボーカルなど入ってくると急に表情が変わって来ます!今でもそうですが、歌い手さんの後ろで叩くときは割とこのフレーズに近いことを実際に叩くこともあります。本当にシンプルな方が好まれる場面が実際にあります!
注意点
ベースドラムとスネアしか叩かないのですが、1拍3拍のベースドラムはしっかりテンポ通り踏むように心がけてください。簡単そうで難しいのです。人間どうしても足って手ほど器用ではないのでしっかりと足をテンポに合わせて踏めるように頑張ってください!今後この訓練がかっこいいビートの源となりますので。
あと足に関してはフットペダルを踏んでドン!と音を出すのですが、踏んでビーター(先っぽの丸いやつ)がドラムに当たった時にヘッドの振動にと空気の伝達によって発音するという仕組みです。自分がこのタイミングで音を出したいと思ったところにしっかりとドン!と鳴らせる練習をしてください。
足のベースドラムがしっかり決まったら次は2拍4拍目のスネア。パン!ってやつですね。大きな音を出そうと力を入れるのではなく、力を抜いて叩いてください。先に書いた通り自分の叩きたいポイントでパン!と鳴らせる練習をしてください。
スティックの持ち方は人それぞれ!
スティックは握り込まないように。人それぞれ握り方あるのでこれが正解です!というのはないので。。
一応はジャーマングリップとかフレンチグリップとか、レギュラーグリップとかもう色々あるので自分の演奏に合うグリップを探して見てください。私は最近がレギュラーグリップで叩くことが多いです。理由はあまり大音量の場面で叩くことがなくなったことが大きいのですが、ギターとか他の楽器がギンギンなっている時はジャーマンになったり、シンバル打つ時はフレンチぽくなったりと、それぞれ場面場面で切り替えるようにしています。私は村上ポンタ秀一さんの映像などを見て真似たりして色々試行錯誤していきました。グリップって奥が深いです。。
余裕が出てきたらシンバルへ
ここまで順調に来ましたら、シンバル入れたくなりますよね!
シンバル打つ時はシンバルだけ打つのではなくベースドラムも一緒に踏みながらシンバルを叩いてください。シンバルだけ叩くと急にスカスカになってしまいますので、ベースドラムで下支えしてシンバルを叩いてください。この時も強くシンバルを叩くのではなく外に力を逃すような叩き方でシンバルを叩くといい音がなりますし、叩き方が悪いとすぐにシンバルが割れてしまいますのでご注意を!力一杯叩かなくても音なりますので!
まとめ
今回はほんとに骨の部分だけという感じですが。
ドンとパン。余裕が出たらシンバルへ。。シンバルの時はベースドラムと一緒に鳴らす。そして力一杯叩かない。優しく!大きな音より綺麗な音を目指して。そして今まで色々書いて来ましたが一番は自分自身で楽しむこと!!それに尽きます。
Spin a letter