自分のマイスネアを買おうと思った時に何を買おうかな??
と思った時にぜひオススメしたいのがピッコロスネア!
薄くて、コントロール効きやすくて、持ち運びセッティングも楽なピッコロスネア。
私も初めて買ったのがピッコロスネア。そのオススメなポイントを紹介します。
薄いスネアの良いところ!
このモデルはヤマハ社製BSD094というモデル(廃番です)。1990年代中期から後期あたりに製造されていたスネアでシェルはバーチ製です。
以前書いた記事でスリンガーランド社のラジオキングというモデルを紹介したのですが
見ても分かるように厚みが違います!ラジオキングは6.5インチ。BSD094は4インチ。
ここまで変わるとまず重さが違います。もちろんBSD094の方が軽いです。が。。
メーカー、モデルによっては6.5インチスネア以上の重量があるものもあります。SONOR社のベルブロンズスネアみたいな超ヘビー級も存在します。鉄アレー持っている感覚になります。。(笑)
じゃぁ、何が良いのか?って。
何と言っても!
持ち運びに便利!(超ヘビー級は別として。。)浅いのでコンパクト。しかも私の持っているBSD094は軽いので非常に楽なんです。しかもセッティングも決めやすいと思います。
チューニングも決めやすい!
浅いシェルの利点として、チューニングを決めやすい!
深くなるとどうしても空気の流れる幅も長くなるので余韻も長くなりがち。
もちろん深胴の利点もあります!深みのあるどっしりとしたサウンドが欲しい場合とか長めの余韻が欲しい場合は深胴に勝るものはありません。
浅いピッコロスネアは逆に余韻は短めなので、余韻をコントロールする工程が深胴の物よりも少ないです。そして叩いいてからの反応が非常に早い!空気の流れる長さが短いので自然と速くなりますね。
あとタムタムとの干渉(タムを叩いた時にスネアスナッピーがザーッとなってしまう)も少ないように思いますので一つ一つの音がクリアになるというのも好きなところです。
インパクトサウンドも出しやすい!
浅い胴なのでインパクトのあるサウンドも出しやすいです。ノーミュートで余韻を出してあげると深みが出てきますし、少しミュートして余韻をコントロールしてあげると余韻の少ないスネアサウンドが得られます。深い胴のスネアをミュートコントロールするより浅い胴をノーミュートで叩くのが私は好みです。
デメリット。。
これは深い胴ではないので、余韻が長くない。。なのでやや味気ないと感じることもあるかも。。
チューニングの幅も一杯バリエーションがあるわけでもないので、、
これはマイクで音が乗った時、バンドサウンドの中で抜けてくることが多いので
これは仕方のないところもありますが、、ヘッドを変えたりチューニングを色々試したりしています。
ただピッコロスネアの良いところはドライで余韻の少ないところが得意なのでどうしても深いスネアの音が欲しい時は深いものを使います。。(笑)
最後に。。
ピッコロスネアの事色々書いてきましたが、最後に私は海外のドラマーでJeff Porcaroの教則ビデオとDave Wecklの初期に発売された教則ビデオを見てピッコロスネアサウンドに魅了されました。
現在入手できるピッコロスネアでおすすめ、パール社のブラスシェルピッコロ(超定番!!)とTAMA社の4.5インチと少し深めのブロンズ製ピッコロもおすすめです。TAMA社のブロンズはピッコロにしては少し深いインチですので5インチクラスの深みのあるサウンドを狙えます!
ぜひご参考にしてもらえればと思います。
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