今回は極私的!チェッカーズの楽曲の中で特に
スネアドラムの音がカッコいい3曲を紹介したいとおもいます。
ポイントとして、ハイピッチ部門、ミドルピッチ部門、ローピッチ部門の
3つに分けて紹介したいと思います(ライブではなくレコーディングされたバージョンで選びました)
ハイピッチ部門「さよならをもう一度」
1990年11月発売の作詞作曲、藤井兄弟によるシングル曲。
夜明けのブレスの次に出たシングルという事ですが、チェッカーズのシングル曲の中でもセールス的に地味な存在の曲になってしまったのですが、、曲は非常に奥深い素晴らしいバラード!
特にクロベエのスネアが冬の寂しげな雰囲気を演出したハイピッチのスネアサウンドです。
おそらくSONOR社のシグネチャーシリーズのスティールスネアHLD582ではないか。。と思われます。
(DVD1990の映像の中でクロベエが叩いているスネア)
もうSONORのスネアサウンドが気持ちいいベスト1だと言っても過言ではないくらいです!
コーン!っていう芯のあるサウンドがリバーブに乗って気持ちよく馴染んでいます。
ミドルピッチ部門「あの娘とスキャンダル」
ミドルピッチ部門!1985年3月発売。映画TANTANたぬきの主題歌になった大ヒットシングル!
ミドルピッチといいながら、よ〜く聴くと割と高めではあるのですがクロベエのショットの強さと
おそらく使われていたと思われるロジャース社の深めの6.5インチブラススネアが高めでチューニングしてもやや低めに聴こえていたのではと思います。
絶妙にタン!となっているスネアが気持ち良い!
(TANTANたぬきだからではございませんので。。あしからず。。)
最初「ジュリアに傷心」を選んで記事を書いていたのですが。。ミドルピッチということになると少し高いかな。。と気が変わり。。あの娘とスキャンダルにチェンジしました。
ローピッチ部門「LADY-Mを探せ」
ローピッチ部門!アルバム「FLOWER」から「LADY-Mを探せ」
このあたりのレコーディング曲はほぼ同じピッチで最ローピッチ時代!
ヘッドフォンで聴くとスナッピーのバサっ!っていう音が聴こえるくらいスネアの裏ヘッドも緩めにしてます。80年代初期から中期あたりのPOPSロックでチェッカーズ以外でもよく聴かれたスネアサウンド!
このスネアもロジャース社のスネアが使われていたと思うのですが、低いのでコンプレッサーやリバーブなどかなり加工してミックスされてますがこの「LADY-Mを探せ」はドラム始まりで印象深く、チェッカーズの中でも16ビートのノリが見え隠れするカッコいい曲。スネアのインパクトがすごくカッコいいのでこの曲を選びました。
このローピッチスネアがどことなく都会の夜を感じてしまいました。
チェッカーズの中でもローピッチのレコーディングは割と多いと思うのですが。
1985年後半から86年SONG FOR U.S.A.と88年からのONE NIGHT GIGOLOからまた違ったテイストのローピッチが聴けます(SONOR社に変わってから)
「夜明けのブレス」もよく聴くとスナッピーのバサっ!というサウンドが聴こえますので一度チェックしてみてください(マニアックを通り越して変態的な聴き方。。)
最後に
今回はチェッカーズのスネアサウンドおすすめ3曲!
ここまで書いて誰が喜んでくれるのか。。わからなくなってきましたが。。(笑)
スネアサウンドは曲の思い出として重要な部分と思います。(私だけかもしれませんが。。)
クロベエのあのスネアの音でチェッカーズを思い出す。。
皆さんのベスト3なんでしょうか??
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