チェッカーズのドラム、クロベエこと徳永善也さんが亡くなられて今年で21年にもなってしましました。(2004年8月17日 40歳没)
私はドラムを叩いていますが、チェッカーズがきっかけでドラムを始めたのでどうしても使う機材などはクロベエが使っていた同じメーカーのものをこだわって使っています。
明日、クロベエの命日ということもあり今日は私が今使ってるスネアドラムでクロベエとほぼ同じものを4台紹介したいと思います。
ロジャース SuperTen XP10 14✖️6.5 メイプル
このスネアはクロベエ曰く、NYで購入したというインタビューが残っています。(1991年4月号ドラムマガジン)写真を見るとダイナソニックと呼ばれるタイプでスナッピーと呼ばれる響線にガードがついてるタイプを所持していました。私のスネアはそのガード無しのタイプですがほぼ同じモデルです。

このRのロゴが大きく通称「Big R」と呼ばれています。
コンサートではあまりお見かけしなかったので、レコーディングメインなのかなと。。
どの曲で使用されたかがわからない。。「LADY-M.を探せ」あたりサウンドが近いのかなと思うのですがちょっと時系列が合わないので。。(ちなみにデビュー当時のメインはロジャース・ブラスシェルのダイナソニック)私の記憶ではこの6.5インチと5インチのやや浅いタイプも所持していました。ミュージックステーション出演時や、「Song for U.S.A.」のMVに一瞬映り込んでいたり。。
とにかく、この木の色で大きなRの文字が特徴的でクロベエを感じさせる1台です!
SONOR Lite LD547 14✖️7 1/4 Scaninavian Birch,
全く同じスネアを所持していたわけではないのですが非常に近いスネア
SONOR(ソナー)ライトシリーズ(SONOR Lite) LD547

クロベエは 同じシリーズのLD557 と呼ばれるモデルを使用。違いはスナッピーのスイッチがパラレルアクションと呼ばれるタイプでした。色は黒色。大きさは全く同じですので一番近いモデルだと思います。私もこのスネアを手に入れたのが今年の春。もう飛びつきました!
クロベエがこのLD557を使っていたのが1987年GOツアー。映像にもしっかり残っています。Winterツアーの楽屋(日本武道館)でこのスネアのヘッド交換をしているシーンが残っています。
クロベエのスネアはもっと音色は硬めでコンコン鳴らしていましたが、私のモデルはやや柔らかいサウンド。フープがプレスタイプなので、ダイキャストタイプに変えると似た音が出ると思います。
クロベエがSONORを使い出すきっかけになったのは山木秀夫さんの影響。
私もその流れで山木さんを追いかけることとなるのはいうまでもないです(笑)
SONORマニアの中でも人気のあるモデルです。
SONOR フォニック D505 ferromanganese steel
ドラムマガジンで語っていた1991年当時のメインスネア。
音的にはカラッとしたドライなサウンドです。おそらくですがチェッカーズのシングル
「ミセスマーメイド」のスネアはこのD505ではないかと思われます。

扱いやすく、気持ちの良いサウンドが特徴。私も一時期このスネアばかり使っていた時ありました。クロベエはフープをダイキャストにしてコンコン!させていました。皆さんも後期のチェッカーズで聴き馴染みのあるサウンドではないかと思います。
SONOR フォニックプラス 14✖️8 ビーチウッド
最後はSONOR フォニックプラス 14✖️8インチ ビーチウッド。
クロベエはフォニックの14✖️6.5インチのビーチウッドを使用していました。
(色は同じマホガニー)
解散直前の1992年はフォニックとグレッチ(おそらく)のスネアを2台使い回していました。

クロベエ使用の6.5インチは現行品でも発売されています。
私があえてこのモデルを買ったかというと、クロベエが尊敬する山木秀夫さんが同じインチのフォニックプラスハイテックというモデルを使用していたのと1987年当時GOツアーのサウンドに一番近いサウンドが出るという理由で購入しました。現在の私のメインスネアです。8インチのスネアはクロベエもシグネチャーシリーズで所有していました。主にレコーディングで使用されていたと思います。低いピッチのスネアはほぼ8インチではないかと。88年当時の「ONE NIGHT GIGOLO」とか「Jim&Janeの伝説」 あと「夜明けのブレス」とか。。
最後に
今回はクロベエを感じるということで、私のスネアコレクションをご紹介させていただきました。
本当にSONORとロジャースが欲しくて欲しくて。。
私が購入したのも全て中古品で、現行では発売されていないもので楽器屋さんに行っては今でもクロベエと同じものはないか。。探してしまう自分がいます。
クロベエが亡くなったのが40歳。もう追い越して10歳も年上になってしまったのですが
あのサウンドだけでも引き継いでいきたいな。。と自分自身勝手にですが思っています。
あの勢いのある、前乗りのロックンロールサウンドを!
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