今回はチェッカーズ1987年7月発売のシングル
「WANDERER」
について書いてみたいと思います。
チェッカーズシングルの中でもパンクの匂いがするサウンド
作詞 藤井郁弥さん 作曲 鶴久政治さん
アルバム「GO」に収録されていますし、鶴久政治さん作曲で初シングル採用曲。
チェッカーズも1987年は自分達のやりたい音楽を爆発的にやっていたように思います。
そんな中でこの WANDERER は、少しパンキッシュな匂いするロックンロールサウンドが特徴!
リーダー享さんのイントロギターサウンドもすごくかっこいいんです。
ビートはゴリゴリのロックンロール8ビート!突き刺さるクロベエのビートがたまらない!
そのあたりは次のコーナーで。。
クロベエのイントロドラムフィル!
WANDERER のイントロスネアフィルがかっこいい!
ハイピッチで抜けの良いスネアサウンド。
明らかにI Love You SAYONARA のスネアの音と違ってるので
SONOR社のスネアを使っているのがわかります。
SONOR社のスネアサウンドの特徴として芯があって、コーン!と抜けるサウンドが特徴。
先日、私がライブで叩いたスネアがSONOR社のD-518というフォニックプラスシリーズの8インチ。
クロベエも当時、割と深いスネアを使っていたのと(GOツアーはSONOR LD-557)山木秀夫さんも同じ8インチを使っていたので。。私も。。と思いライブで使うと。。
WANDERERのスネアサウンドが手元で鳴っている! と叩きながら感動してしまいました。
兎にも角にも、クロベエはSONORドラムを操り出しチェッカーズのサウンドもガラッと変わってきたことは言うまでも無いと思います。
最後に
今回はチェッカーズのシングル「WANDERER」 について書いてみました。
と言うよりか、クロベエのドラムの話がメインではありましたが。。
このSONORドラムが後期のチェッカーズのリズムを支えたのは間違いない話。
WANDERER はSONORサウンドが前に出た攻撃的なビートが聴けます!
ドラムサウンドで曲の聞こえ方が変わる。。奥深いです。。
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