今回はまたまたSONORスネアのお話。。
なんと、ご縁があって今回フォニックプラスシリーズの「D-518」を手に入れましたので
少しご紹介したいと思います。
フォニックプラスのマホガニー化粧板
もうこれぞSONOR!!というルックスです。化粧板がマホガニーでビーチウッドの9プライ。
本当は、化粧板がローズウッドのものを探していたのですが。。そうそう出てこないのですが。。でもこの高級感!やられてしまいました。。
製造が1980年代のものだと思うのですが非常に綺麗です。前オーナーさんが大事にされていたとすぐにわかりました。
兄弟モデルでフォニックプラスハイテックというモデルも存在していたのですが、それは本当に国内でも出回っていなくて。。私もドラムマガジンで山木秀夫さんが所有している記事を見たくらいです。。
SONORの深胴スネアは真骨頂?
この8インチのフォニックプラス。深い胴の割にすごく繊細な音がするのです。プレスフープの影響もあると思うのですが、細かいロールなど気持ちよく吸い付いてくれるイメージ!
確かに大きいスネアなので取り回しは大変なのですが。。見た目とで音が違うのです!
これがSONORの真骨頂!過去にシグネチャーシリーズの8インチHLD580を叩いた時も同じ印象でした。
流石はドイツ製!!と言うところでしょうか。
なのでこのD-518もロック、ポップの歌物などすごく守備範囲が広いです。
私は普段JAZZをやらないのでわからないのですが、あのロールの感じはJAZZもいけるのではと感じました。
深みがあり、繊細!言うことなしです!
デメリット。。
すごくいい音がするこのフォニックプラスD-518。
でも少しデメリット的な話もしてみたいと思います。
①チューニングがすごく難しい。。
特にスナッピーの当て具合がすごく絶妙で。。見つけ出すのに割と苦労しました。シグネチャーシリーズほどの難しさはないのですが、全面当たり独特のスナッピーの当たるポイントを調整するのに苦労しました。
②8インチなのでどうしても打面が上がり気味
椅子のセッティングが低い方は確実にスネアの打面が高くなるのでセッティングに苦労します。
これは8インチのスネアは全てそうなりますが。。打面の位置が高くなると全てのバランスが変わってくるので要注意!椅子を高くするかスネアスタンドでローセッティングできるモデルを使うか。。なので気持ち良く鳴るポイントにスティックを当てることが最初は難しかったです。
③運搬用ケースがない。。。
普通のスネアドラムのソフトケースでは入らないです。。出っ張りが大きいのと8インチもあるので。。なので今手に入れるならプロテクションラケット社のこのケースが良いと思います。SONORの全面当たりが入る少しデカいソフトケースです。
最後に
今回はSONORフォニックプラス「D-518」スネアをご紹介しました。
一筋縄ではいかない難しいスネアの印象ですが(笑)
自分の腕を磨いて!しっかり鳴らせるようにこのスネアと向き合っていきたいと思います!
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