いつかは〇〇。。みたいなフレーズがあると思うのですが。
私の場合は、いつかはSONOR!
大好きなドラムメーカーです。このブログのTOP写真にもしているくらい大変思い入れのあるSONOR社のスネアのご紹介です。
SONOR社って?
まずなんて読むのだろう?と思われますが、SONOR(ソナー)と読みます。一部の方で(ゾノール)と呼ばれているらしいですが私はソナーと呼んでいます。ドイツのメーカーで創業は1875年と140年以上もの歴史があるメーカーです。1875年の日本は明治時代でした(明治8年)。
当時はミリタリードラム(軍楽団が演奏時に使う太鼓)を中心に製造されていたが1900年に入りティンパニーやシロフォン、グロッケン、タンバリン、トライアングルなどのコンサートパーカッションの製造もスタート。1907年にSONORというブランド名が登録された。この当時のカタログにはBASSDRUMやハイハットを組み合わせた現在のドラムセットの原型となるものが紹介されていたそうです。もちろん2021年現在も製造販売されており日本での輸入代理店はコマキ通商さんが長年輸入代理店として頑張ってられています。https://komakitsusho.co.jp/brand/sn/index.html
- 本国のサイトです https://www.sonor.com/
1991年カタログ(高校生の時に楽器店でもらってそれ以来大事に持っています)
好きな理由
そもそもSONOR好きになった理由はただ一つ。
「チェッカーズのクロベエ(徳永善也さん)がSONORを使っていたから」
私がドラムを始めたのが中学生の時。時代は空前のバンドブームで(1988年あたり)色々なバンドがデビューしてました。そのほとんどのバンドのドラマーはパールドラムかTAMAドラム。たまにヤマハドラムという感じで。で私の好きなバンドはプロフィールにも書いていますチェッカーズ。もう自分の青春を彩ったバンドでした。チェッカーズについてはまた別で書いて行きたいともいますが、なにせこの家具みたいなドラムのルックスにも一目惚れしました。
値段を見てみっくり!!
まぁ感の良い方はすでにお察しだと思いますが。。値段が高いんです!!何せドイツ製ですから!!
この左のセットでもすでに価格が¥941,000。。当時のパールのセットでもこの同じ大きさ(インチ)のセットでも30万とか。。初めて楽器店でSONORのカタログください!と言った時、心なしか本当に買うの??って目で見られたような気がしたのですが、家帰ってカタログみて、そういうことか。。と高校生が買えるわけがない。。(笑)で数日後このカタログで買えるものはないか?と探し当てたのがSONORのTシャツ¥2,700。。そんな感じでSONORへの憧れが増すばかり。いつかはSONORユーザーになってやると。。
そしてついに。。フォニックシリーズ D-505
そしてこのスネア、フォニックシリーズのD-505を手に入れる事に。
私が手に入れた時は今から15年前。音楽学校時代の仲間から購入しました。
実を言うと、このスネアを手に入れるまえに一度SONORのスネアを無理して買ったことあったんです
HLD-593 ¥269,000 地獄のローンスタート(笑)
それはそれは物凄く良い音してました!このスネアはクロベエが使っていたのではなく、スタジオミュージシャンの青山純さんや村石雅之さん等が使ってたんです。それで大事に使ってたのですが。。。若さゆえの極限の貧乏に陥りご飯を食べるお金もなければ家賃を払うお金もなくなり。。。6万円で売ってしまったのです。。あ。。。26歳の時でした。
SONORスネアの好きなところ
一言で言うと、ppからffまで音痩せ感がなくしっかり鳴ってくれる所。クラシックの打楽器奏者がSONORを指定して来るくらい信頼度の高いスネアなのです。私のD505もよどみなくスコン!と抜けてくる音が大好きです。やや高めにするのが好みなのですが、割とレコーディングでは低めにチューニングして使ってる人も当時のスタジオミュージシャンでは多かったのではと思います。まぁ、時代もあったと思いますが。。あとフォニックシリーズ今でも現行で販売されているのです。D505は随分昔に廃番になってしまいましたがD515と516は今でも販売されてます。縦目のローズウッド化粧板が高級感をそそります。
まとめ
SONORフォニックシリーズ。発売から40年以上も経っていますが変わらぬ安定感と信頼できる相棒としてSONORのスネアいいと思います。もちろん他のシリーズSQ2シリーズとかも素晴らしく良いドラムですので一度SONOR社のスネア叩いてみて下さい!
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