今回は1985年7月発売のチェッカーズシングル
「俺たちのロカビリーナイト」
について書いてみたいと思います。
映画 TAN TANたぬき 後の転換期シングル
作詞 売野雅勇さん 作曲 芹澤廣明さん
あの娘とスキャンダルの後に出たシングル。
アイドル絶頂期から次につながる転換期で、徐々に大人な雰囲気が出てきた頃。
映画TAN TANたぬきでアイドルの最高潮を叩き出した後でこの俺たちのロカビリーナイト
は確実に走るレールが切り替わったような。。
1985年7月からコンサートツアー TYPHOON CHECKERS と11月から行われた PIRATES TOUR の雰囲気が全然違うところをみるとバンドの転換期であったと。。
チェッカーズの曲の中でも難易度が高いシャッフルビート
これは個人的にですが。。
チェッカーズの曲の中でもこの俺たちのロカビリーナイト のドラムが一番難易度高いと思うんです。
特にこのハネたシャッフルと呼ばれるビート。
何かのインタビューでクロベエもすごく練習した。。と
ベースドラムのハネ感がすごく難しいんです!3連符の2つ目を抜いた音符をベードラで踏むのですが。。やってみたらわかる、どうしても16分音符2つ目と3つ目を抜いた感じになってしまうんです。
そうなると、、モッタリしてしまうんです。あの転がるようなビートが出ない・・・
しかも裏拍のキメが多い曲なので(笑)難易度が高いと思います。。
ヴォーカル泣かせのサビ転調!
芹澤廣明さんの作品でヴォーカル泣かせの曲の中に入る1曲だと。。
特に2番サビの繰り返しは転調するあたり。。
テンポも速いし、まくし立てる歌詞とメロのあとがロングトーン。。
そして最後の「ah!!!!」
あの苦しい感じが、狙いなのは芹澤廣明さんの技??
それがまた印象的なんですね!
最後に
今回はチェッカーズのシングル 俺たちのロカビリーナイト について書いてみました。
チェッカーズとしての転換期。そしてこの頃に「SONG FOR U.S.A.」が出来ていた事も興味深いところです。
芹澤さん&売野さんコンビの最終ターンに来たのは感じるところです。
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