今回はドラマー「Jeff Porcaro」について書いてみたいともいます。
私もすごーく影響を受けたドラマーの一人。
数々のレコーディングセッションをこなしながらバンド「TOTO」のドラマーとして活躍していましたが1992年8月2日、心臓発作で38歳という若さで急逝。今、存命ならどんな作品を残していたのだろうと。。
初めて買った教則ビデオ「Jeff Porcaro」
私が高校1年生の時に購入した初めてのドラム教則ビデオがこの「Jeff Porcaro」でした。
当時、60分くらいの教則ビデオが多かったのですがこのJeff Porcaro教則ビデオは30分という短さ!
でも内容が非常に濃い!特にGrooveに特化。細かくパターンの解説をしたのち演奏で示す。
スティックの持ち方の解説や、ルーディメントの解説はほぼなし。TOTOの楽曲で「Mushanga」のGroove解説時にルーディメントを叩いているところが映されているくらい。あくまで楽曲表現の為に。
当時この「Mushanga」を知らなくてこのビデオで初めて知ってすぐにCDを買いに行ったくらい衝撃的にカッコいいGroove。
あと、すごく音色がカッコいい。パール社のピッコロスネアですが、当時のスネアサウンドのお手本的なサウンド!そしてパール社のMXシリーズのセット。クリアアンバサダーのヘッドでタムタムを鳴らし無駄な音のないクリアーなサウンド!そしてパイステ社のクリスタルサウンドなシンバル!もう憧れの的でした。
スティックの振り幅によってGrooveが変わる!
このビデオを何度も何度も巻き戻し(当時はビデオテープなんで。。)見直していたのですが、
ハーフタイムシャッフルの解説をしている時の一コマ。
ジョンボーナムのプレイを真似て叩いている時の、スティックの振り幅が大きくなり
Grooveもよりロック的なサウンドになったところ!今まではストロークの幅が短い動きでGrooveもシャープになっていましたが、振り幅変えるだけでGrooveが変わるのがすごくわかりやすい!
スティックも細めのスティックであのサウンド、Grooveが出るのが。。
最後に
今回はドラマーJeff Porcaroの教則ビデオについて少し書いてみました。
現在は輸入DVDが発売されていますのでもっと楽に観れます。
そして、Jeff Porcaroと共演しているのがKeyのDavid GarfieldとBassがJeff Pocaroの弟でもあるMike Porcaro。TOTOでもリズムセクションを組んでいましたがMike Porcaroも2015年3月15日に59歳の若さで亡くなられました。
この教則ビデオ(DVD)はかなり貴重な映像であるのは間違いないです。勉強するもよし、音楽として楽しむも良し!
30分の音楽のマジックをお楽しみください!
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