2023年がスタートして、今年はチェッカーズのとって大切な年。。
1983年9月21日「ギザギザハートの子守唄」でデビューしてから40年!
2023年はチェッカーズのレコードデビューして40年という節目の年であります。
今回はチェッカーズの1stアルバム「絶対チェッカーズ‼︎」について書いてみたいと思います。
1stアルバムにして無敵のポップアルバム!
今聴きなおしてもすごくカッコいいし、演奏もすごくいい!ジャケットもいい!
チェッカーズの名前が全国的に広がったのも功を奏しセールス的にも大ヒットを叩き出す。
まさしく無双状態のチェッカーズ!
1曲目「危険なラブ・モーション」のカラッとしたサウンドのギターイントロがアルバムの幕開け感がすごくドキドキする感じで(笑)それは今聴いても変わらない。。。郁弥さんの歌詞も少しアダルトよりで(笑)子供には刺激的な?歌詞なのですが、それを吹き飛ばすくらいのロックンロールテイストなポップアレンジが素晴らしいです。
2曲目の「He Me Two (禁じられた二人)」 は鶴久政治さんのリードボーカルですが、歌詞の内容が男性同士の恋愛について書かれ、時代的にも先を進んでいたのではないかと。。
6曲目(B面1曲目)「涙のリクエスト」 はシングルバージョンではなくアルバムのために再録音されたバージョン。これが素晴らしい!テレビでも演奏して慣れてきたところで録音したこともあると思うが演奏の安定感が凄いんです。コーラスの重厚感、そしてアルバムアレンジはギターも前に出てきて、これぞチェッカーズサウンド!あのテレビで観ていたチェッカーズの涙のリクエストがそのままレコードに入った!超アイドル感が出ている明るい感じで好きなテイクです!
あとは何と言っても8曲目「ガチョウの物語」 フジテレビの「ひらけ!ポンキッキ」でも使用され
チェッカーズが全国区に広がっていくことになったと言っても過言ではない。
しかもアマチュア時代から演奏されてきたというからびっくりする!チェッカーズのルーツを追っていくとシャナナ、クールス、など出てくるのですがエンターテイメント感としても影響されてきたのが良くわかるな。。と
珠玉のバラード 「渚のdance hall」「ひとりぼっちのナタリー」
そんなポップでロックンロールな曲が並ぶ中でバラード2曲が際立つ。
「渚のdance hall」「ひとりぼっちのナタリー」
この2曲とも3連のロッカバラードで郁弥さんの歌がすごくいい!切ない感じが。。アルバムに奥行きを出しています。
最後に。。ア・カペラ「ムーンライト・レビュー50s’」
チェッカーズの真骨頂で大切にして来たア・カペラ曲。
この「絶対チェッカーズ‼︎」 の最後10曲目がこのムーンライトレビュー50s’で終わるというセンス!
どうだ!と言わんばかりにチェッカーズの全てを出してきたと言っても過言では無い1stアルバム。
かなり強力なアルバムであります!
1984年に新人バンドが出したアルバムにしてはかなり先を言って行ってたと。。
そしてチェッカーズの力量とプロデューサーの芹澤廣明さんのパワーが合致した最高のアルバムだと思います!
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