促音(そくおん)をご存じでしょうか?
小さな「つ」の呼び名らしいのですが、今回はチェッカーズのシングル曲で歌詞の中に
促音を効果的に使用された2曲を紹介したいと思います!
デビュージングル「ギザギザハートの子守唄」
1983年9月21日発売のチェッカーズのデビュージングル
「ギザギザハートの子守唄」
作詞は康珍化さん
歌い出しのフレーズ
「ちっちゃな頃から悪ガキで。。」
この「ちっ」というところがこの曲の印象をつけてしまうくらい重要なフレーズと感じます!
しかも郁弥氏の歌い方も悪い感じの歌い方も相まって曲のイメージがこの1フレーズでつけられた
代表曲ではないかと。。
しかも小さな「つ」が入ることによって歌のリズムも良くなる印象なので、言葉(歌詞)、リズム、メロ3拍子揃った歌い出しです。
番外編でこの「ギザギザハートの子守唄」のB面(もう言わないですよね。。B面って。。カップリング)
「恋のレッツダンス」
という曲の歌い出し「レッツ!ドゥ ザ ダンス!」
と最初の歌い出しから促音が使われていて軽快で明るいロックンロールを聴くことが出来ます!
この「恋のレッツダンス」はアマチュア時代から歌われてきた曲なのです。
このフレーズで最高のサビに!「I Love You SAYONARA」
2曲目はチェッカーズシングルとして13枚目
「I Love You SAYONARA」
メンバーオリジナルで作成したシングルとしては2曲目でした。
作詞はもちろん藤井郁弥さん
そして印象に残るのがサビのフレーズ。
「もう俺のために 笑うなよ。。。 馬鹿(バッか)だね女って。。」
文字的には促音は入っていないのですが、歌い方で小さな促音を入れているパターンです。
この後も「馬鹿(バッか)だね男って。。」と続くのですが、このフレーズが非常に歌詞とメロディーがリンクして印象的なのです!
2番は
「辛いと涙を 見せなよ(みっせなよ)。。。」
同じく歌い方で小さな促音を入れているのです。どちらかというと音符の切るタイミングで促音が入っているように聴こえる??そんな感じです。
曲全体の歌詞の流れは、ゆったりした流れなのですが、
サビに入ったこの部分でアクセントを作ったという聴かせ方!
このI Love You SAYONARAは当時、時計のCMに使用されていたこともあり15秒の中で印象を残すのには最高のサビではないかと!
過去にこんな記事も書いていますので見てください!
最後に
今回は促音というテーマでチェッカーズのシングル曲を紹介して見ました。
私の好きな促音ソングでチェッカーズ以外。。で紹介すると
ラッツ&スター「め組のひと」
作詞は麻生麗二さん(売野雅勇さんの別名義)
「めっ!」
こんな印象的な曲は無いと言っても過言では無いと思います。。
促音を歌詞に上手い事当てはめて曲を作ると印象的な演出を作ることができる。。
歌詞は大事ですね。。
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