今回はパーカッションのご紹介です。
その名も「パンデイロ」
見た目が皮付きタンバリンなのですがいざ触ってみると全然違う!ブラジル生まれの打楽器です。
私のパンデイロは今から20年前に東京浅草の楽器店で購入したものです。
店員さん曰く、個人の製作者さんが作られた物と言うことで聞きましたのでメーカー名は不明。。
なのですが、試奏をしてすごく気に入って購入しました(少し高かったのですが。。買って満足!)
そんなパンデイロのご紹介をしたいと思います。
タンバリンとの大きな違い!ジングルの形
大きな違いは、ジングル(プラチネラ)の向きがタンバリンと違うんです。
タンバリンは振るとあのお馴染みのタンバリンサウンドが出るのですが、パンデイロはタンバリンと同じ感じで振ってもあのサウンドが出ない。。みてもらえれば分かるのですがドラムのハイハットのような形になっているのです。なので明るい抜けの良いタンバリンサウンドは出ないのです。
基本は手で叩いてリムの端を叩いてハイハットのようなサウンドを出すのが目的ですのでこのような作りになっているのではと思われます。
ドラムのようなサウンドが出る秘密。。チューニングの幅が広い
パンデイロの特性で皮のチューニングが出来るんです。
しかも、ヘッドの裏にガムテープを貼ることによりドラムのロー(低い部分)の音が強調されるのがよりドラムっぽいサウンドになると思います。
これはポップスなどで使うときには有効だと思うのですが、本場ブラジルでサンバなどのアンサンブルで使用する時はガムテープなど貼らないで使用すると思いますし、チューニング自体も高めに設定していると思います。
私は主にポップスなどドラムが叩けない場面で使用することが多いのでこのような感じにしています。
このガムテープはパンデイロの名手マルコス スザーノさんのマネをしています。。(笑)
あと山崎まさよしさんもパンデイロすごくカッコイイです!山崎まさよしさんのパンデイロもガムテープ貼られて演奏されています。
私がパンデイロを買うきっかけになったのはこのお二人の影響です!
このパンデイロを気に入ったポイント
正直このパンデイロ高かったんです。。20年前で3万くらい。。予算は2万位内だったのですが。。
触ってみた瞬間にプラチネラと呼ばれるジングル部分のサウンドがしっかりしていた点でした。
プラチネラにハンドハンマーが施されてサウンドに落ち着きが出ていたのが決め手でした。振ったりフープ付近を指でタップした時のサウンドがピカイチ!
あと重要なポイントとして
軽い!
と言うのも大きなポイントです。
基本左手で持って右手で叩くのですが、ずっと左手を握っている状態になるので
できるだけ軽いパンデイロを選ばれると良いと思います。
購入する時は必ずケースも購入してください!
とにかくパンデイロを持ち運ぶ時
プラチネラを変形させないようにケースを購入されることをおすすめします。
ライブの持ち運びや家でも保管にもケースは欲しいところです。
ケースも安くはないのですが。。。これはマストアイテムとして覚えておいて欲しいところです。。
最後に
今回はパンデイロの紹介をしてみました。
ドラムみたいな音がする一番小型のパーカッション!
購入のポイントとしては
①プラチネラのサウンド
②軽い!
③ケースも一緒に購入!
私は10インチのものを持っています。
大きいサイズもありますが、持つのが大変なので10インチがおすすめです。
決して簡単に演奏できる楽器ではなく私もパンデイロまだまだ下手なのですが奥深い打楽器です!
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