チェッカーズ アルバム 「FLOWER」 名盤!

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チェッカーズ

1886年発表のチェッカーズ4枚目のオリジナルアルバム「FLOWER」について極私的に書いて行きたいと思います。

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チェッカーズ前期の総決算的アルバム

1986年のチェッカーズは、売野雅勇さん芹澤廣明さんコンビでの楽曲提供が最後になった年。実際はこのアルバムの後に出た「SONG FOR U.S.A.」が最後の発表となったが、85年の段階で曲は出来上がっていたような話もあり、オリジナルアルバムとしてはこの「FLOWER」が最後の絡みになったのではないかと思われる。(その後発売のSONG FOR U.S.A.のサウンドトラックで両氏のクレジットもみれる)実際の所は定かではないが。。。

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名曲多し!Free Way Lovers・Long Road・時のK-city

私がこのアルバムと出会ったのは89年。発売から3年後。初めてチェッカーズのコンサートに行ったSEVEN HEVEN summerTour @大阪球場。大阪球場が取り壊される最後でした。中学2年だった。

そこでアコースティックギターでストロークしながら尚之さんと享さんがステージ中央に出てきた曲を聞いて「初めて聞く曲だけどいい曲だな!」とずっと気になってて。早速レコードショップに行ったのですがわからず、おそらくおそらくまだ聴いた事のないアルバムの曲だな?と思い漁って聴いていくとこのFLOWERの1曲目「Free Way Lovers」でした。藤井兄弟作詞作曲!チェッカーズのアレンジと言うことでフルオリジナル!間奏のギターソロが爽やかで。でこの曲はSAXが入っていない曲でもありすごく爽やかなPOPSアレンジ。この曲の中でもう1曲ファンの中でも人気のある名曲「Long Road」も収録されておりこの曲も藤井兄弟による作詞作曲とチェッカーズアレンジ。足踏みオルガンのイントロがとても印象的。ラストの鶴久さんリードボーカル「時のK-City」は故郷久留米の事を歌った名曲!郁弥さん作詞、鶴久さん作曲。チェッカーズアレンジ曲がレベルを上げてきた感じでもありました。

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悲しきアウトサイダーからLADY-Mを探せの流れ

極私的ですが、私はこの曲大好きでして。。高杢さんのリードボーカル曲。

「悲しきアウトサイダー」 売野さん&芹澤さんコンビの名曲。

まさしく高杢さんのイメージに沿ったかっこいい曲です。そしてその次のLADY-Mを探せに流れるのですがこの流れが次のチェッカーズの行く音楽的流れを見ていたのかな。。と

この2曲はこのアルバムの中でもアクセントになっている重要な位置付けと思います。

クロベエのドラム!俺たちのロカビリーナイト

このアルバムでのクロベエは当時ロジャースと言うメーカーのドラムを使用していた時代。特にこのアルバムでのスネアのピッチが全体的に低めにチューニングされているのがポイント。ロジャースの6インチ半のブラスなのかな?プレイ的には「Long Load」のすごくシンプルなパターンなのですが後ろに寄りかからない歌に寄り添うドラムプレイがすごく大好き。フィルもシンプルですがこれ以外考えれないというプレイ!シンプルイズベスト!

ヘッドフォンでよく聴くとスネアドラムのスナッピー(響線)がバサっ!と鳴っているのがわかります。まぁ、そんなマニアックな聴き方する人いないと思うのですが。。80年代によく聴かれたスネアの音ですね。

あと85年シングルカット曲「俺たちのロカビリーナイト」

これはレコーディングでかなり苦労したと聞いた事ありますが非常にカッコいいシャッフルビートが聴かれます。ややツッコミ気味なのですがそれが勢いを増してくるのがいいです!

特にサビはのノリはこの曲の醍醐味でもありクロベエの聴きどころでもあると思います。

最後に

バンドとしての過渡期を迎えていた頃のチェッカーズ。いろいろあったと思いますがそんな中で出て来たアルバム「FLOWER」私はそんな苦労が見え隠れする時のアルバムを聴くと色々裏で音となって伝えてくる様に思います。そんなFLOWER大好きなアルバムです!

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