チェッカーズ時代からヒットシングル、名曲を書き上げたコーラスの鶴久政治さん
鶴久さんが書き上げた名曲は今もなお歌い続けられています。
最近ではSTU48の作曲もされて幅広く鶴久サウンドが世に発表されています。
今回は極私的に鶴久政治さんの書き上げ好きな6曲をピックアップしたいと思います。
鶴久政治さんとは
鶴久政治（つるく まさはる）1964年3月31日 福岡県久留米市生まれ
1983年チェッカーズのコーラス担当としてデビュー、1987年チェッカーズシングル「WANDERER」がシングル初書き下ろし。オリコン初登場1位を獲得。1989年チェッカーズ在籍時にソロデビュー。1992年チェッカーズ解散後もアーティスト活動、作曲家としての楽曲提供などを行なっている。
7つの海の地球儀 Cute Beat Club Band（チェッカーズ）
1987年発売のチェッカーズ名義ではなくCute Beat Club Bandとして発売したシングル。
ミディアムスローのゆったりした曲だが、サビは力強くキャッチーなメロディーは鶴久さんの真骨頂。
作詞が秋元康さん。そして現在、STU48の曲を鶴久さんが書いているのは興味深い。
Cry for The Moon チェッカーズ
1988年発売のシングル「素直にI’m sorry」のB面（カップリング）に収録されたミディアムスローの隠れた名曲。このシングルはすごくいい曲が収録されていて、Cry for The Moonがリードシングルになってもおかしくない情緒を感じさせる1曲。
「素直にI’m sorry」のテレビ出演時、チェッカーズすごく渋くて大人な感じがカッコよく。1988年末NHK紅白歌合戦のチェッカーズ最高にカッコよかった。
Gipsy Dance チェッカーズ
1988年発売のアルバム「SCREW」収録。このアルバムは6曲鶴久さんが書き下ろしています。
Gipsy Danceはフラメンコアレンジのスピード感あふれる楽曲。MVも出ていますがもうめちゃくちゃカッコいいです。アレンジを変えてライブ演奏された時もありましたが、この「SCREW」のナイロンギターをかき鳴らすバージョンが一番好きです。
ちなみにこの「SCREW」の1曲目World War Ⅲの報道ミスもすごく大好きで。アレンジもかなり凝って作り込んだ楽曲です。そして2曲目のGipsy Dance につながる。。そしてこのアルバムには名曲「Jim&Janeの伝説」も収録されています。作曲はもちろん鶴久政治さん。
1988年のチェッカーズすごく憧れましたし、音楽をやろうと！決めた年でもありました。
サドルシューズの砂 MASAHARU（鶴久政治）
鶴久さんのソロプロジェクト。1990年発売のシングル。ソロプロジェクトはアレンジャーで沢田研二さんのバンドでキーボードを弾いていた西平 彰さんが担当。前年89年に貴女次第でソロデビューしてチェッカーズと同じペースで年3枚のシングル、アルバム1枚制作というハイペースで発表していた時期。
そんな中で印象に残っているバラードの名曲。1990年のチェッカーズはアルバム「OOPS！」を発売した時期。今までのバンドアレンジ路線からハウスミュージックを取り入れ出し新しいサウンドを模索していた時期。それはそれですごくカッコ良かったのですが、一方でベストテンなどの歌番組がなくなりポップ路線から新たな路線に切り替えていく中、鶴久さんは自分のやりたい音楽をやり通していたのかな。。とシングルで夜明けのブレスを発売しましたがこの時期、郁弥さんがご結婚されたということもありシングルとして発売され、本当は「OOPS！」収録の100Vのペンギンが候補曲だったと。
それを考えると、このサドルシューズの砂という曲がすごく意味ある感じに聴こえてきてきます。
結風 むすぶ風 ~あなたへ~ 鶴久政治
2010年発表の配信限定の楽曲。この曲は作詞作曲を鶴久さんが担当。シンガーソングライターとしても才能を発揮した名曲！！
九州のテレビ番組のエンディング曲として使用された1曲です。自身で作詞もしたということもあるのかメロディと歌詞の当て方がなんとも気持ち良い。何度もリピートして聴きたい。。素晴らしい名曲。
君は何を後悔するのか? STU48
最後はSTU48のシングル。君は何を後悔するのか? 2023年11月リリース。
2022年リリースの花は誰のもの?作曲担当も鶴久さんでしたがSTU48としては2作目の楽曲提供。
オリコン1位を獲得！チェッカーズから数えても１等賞は久しぶり。作詞はもちろん秋元康さん。
思えば、1987年おニャン子クラブの高井麻巳子さんや岩井 由紀子さんのソロプロジェクトに初めて楽曲を提供したのが、、今現在STU48で作曲家として活躍している。おニャン子クラブの仕掛け人も秋元康さん！すごいですね。。プロデュース能力。。
最後に
といううことで今回は作曲家 鶴久政治さんの名曲厳選6曲をご紹介しました。
チェッカーズの選曲は、あえてマニアックなところを選んでみましたがどれも心に残る力強いサビメロディー。これからも多くの名曲を発表して欲しいと思います。
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