今回はドラムセット用のマイクロフォンで非常にお手軽簡単に録音ができるシステム
ヤマハのEAD10という商品をご紹介したいと思います。
ベースドラムのフープに取り付けるだけ!
ドラムのマイクってベースドラム、スネア、タム、シンバルなど個別に録っていくのが定番なのですが1本マイクも数万円する高価なもので、マイクをドラムに取り付ける時もマイク角度など気にしながら最善を探していく作業があり熟練の知識が必要なのですが
このEAD10はベースドラムのフープに取り付けるだけでバランスよくドラムの音を収音してくれる優れものなのです!特に専門的な知識は不要でただ取り付けるだけ。
内臓エフェクトもかなり充実しておりヘッドフォンにはまるでレコーディングされたようなドラムセットの音色が聴こえてきます!
エレクトリックドラムの音源も内蔵!
EAD10のサウンドモジュールの中にはヤマハが発売しているDTXシリーズのドラムサウンドも入っておりドラムトリガーを取り付けるとエレクトリックドラムのサウンドも鳴る!
マイクユニットの中にはベースドラム用のトリガーシステムも内蔵しており、ベースドラムを踏むと本当のドラムのサウンドプラス、エレクトリックドラムのベースドラムサウンドも同時に鳴るシステムになっており、少々ベースドラムの踏む力が弱い方でも「ドーン!」と鳴ってくれます。(エレクトリックドラムの音を鳴らなくする事も可能です)
なので、今発売されているメッシュヘッドなどをドラムに張りトリガーをつけると消音ドラムでエレドラになるというシステムが完成されます。(トリガーは別売です)
ドラムレコーディングもできます!
例えばセルフでレコーディングをしたい場合、何本もマイクを立てなくても大丈夫!このEAD10を取り付けるだけでバランスの良いドラムサウンドが簡単にレコーディングできます。
しかもEAD10のアウトプットはステレオフォーンLR。シンセサイザーなどと同じ感覚で録音できます。
その時にポイントとしてエフェクトを全部カットした(バイパス)で録音機材に送ってあげるのがオススメ!あとでコンプレッサーやリバーブなどをあてて調整するのが一番良いです!
あと録音時のデメリットとして、必然的に太鼓の周りはバランスよく録音できるのですが少し離れたシンバルなどは音が遠く聴こえてしまうので、録音時にオーバーヘッドマイクなど補ってあげるとよりよくバランスの取れたドラムトラックレコーディングが出来ます!
YouTubeなどで叩いてみた動画を撮る事もでき、無料アプリ「Rec’n’Share」を使えばスマホで曲を聴きながら撮影から録音、そしてSNSにアップロードできるというアプリがあります。この「Rec’n’Share」は曲のテンポを変える事もできればドラムが入っている音源でもドラムを消すことができるので簡単にドラムレスのカラオケができます!
最後に
今回はヤマハから発売していますドラムセット用マイクロフォンシステムEAD10をご紹介しました。
小さなライブハウスのドラムマイクとして、学園祭などの軽音楽部ライブで使ったり、吹奏楽部で野外演奏時に少しドラムサウンドを足して迫力のあるサウンドを作りたい時。。など色々な場面で使用できるシステムです。
ドラムを叩く方や、PAさんなど使用用途は広いと思います。
EAD10オススメです!
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